こんにちは。現在５１歳、カウンセラーになる夢を実現するため、認定心理士の資格取得を頑張っているひなこです。
皆さんは「プラシーボ効果（プラセボ効果）」という言葉をご存知でしょうか？簡単に言うと「思い込み」、「根拠のない自信」のことです。これだけを聞くと「なーんだ」と拍子抜けしてしまうかもしれませんね。でも、この「思い込み」、実は人が生きるにあたってとても大きな影響を心身に与えているんです。著名なスポーツ選手たちもみんなこれを上手に利用して成果を上げているんですよ！
「思い込み」を利用すれば、決まりかけた人生だってガラリと一変させることも可能なんです！
これを知った時、私は４０代になっていましたが、俄然やる気が出て、本当に学びたかった心理学を一念発起して学び始めました。「私は絶対に認定心理士の資格を取れる！」そう信じることにしたんです。実現には長くかかりましたが、来年には本当に資格取得できる予定です。「思い込み」万歳！！
この記事では「思い込み」が私たちに与える影響と効果、そして思い込みを強化するための自己暗示の方法をご紹介します。簡単なことですので是非最後まで読んで実行してみてください！
「思い込み」は２４時間、私たちの心身に影響を与えています
私たちは生活するにあたり、「～なはず」「～すべき」「～が当たり前」「当然～すると思っていた」…そんな言葉、使いますよね？それ、全部「思い込み」です。
思い込みは日常にあふれています
一番わかりやすいのは交通事故。警察による調書作成の時、「相手が当然～すると思った」「そこに被害者がいるとは思わなかった」「信号が青だから当然大丈夫と思った」などと言いませんか？でもそれは思い込みなのです。思い込みでなければ意図しない現象は起きるはずはなく、事故は起きなかったはずなのですから。
また、日本人は位置づけが大好きです。属している集団（会社）でその人が信頼できるかを判断したり、血液型占いで妙に盛り上がってみたり。でもよく考えればそれは根拠などありません。属している集団は信頼性を保証していないし、血液型だって最近では四種類ではないという話もあるのですから、単なる思い込みで信頼したり、判断を下しているにすぎません。
このように考えると「思い込み」はあまり良くないもの、と思いがちですが、いい面ももちろんあるんです。
思い込むことで夢は実現できる！
アップル社の設立者の一人であり、iPodやiPhoneなどで世界を席巻したスティーブ・ジョブズ氏はこのような言葉を残しています。
世界を変えられるって本気で思い込めるのなら、本当に世界を変えられるんだよ。
彼の世に出した製品たちはまさに思い込みを基に生み出されたもの、と言って良いでしょう。
さらに京セラやKDDI（第二電電）などを創業し、日本航空（JAL）を再建させた日本を代表する経営者、稲盛和夫氏はこう言います。
あらゆる事象は心の反映である。したがって純粋な心でひたすら念じ続ければ、たいがいのことは成就する。
彼の業績を考えるとこれもまた、思い込み、念じることを基にして成し遂げたのだと理解できます。
思い込みは成功のカギにもなり得るのですね。
自己暗示をかけて潜在意識内の人生計画を書き換えていくことが成功への道！
人は潜在意識内で人生計画（シナリオ）持っていて自分にふさわしいものを決めています。いくら夢や目標を持っても、それが潜在意識内まで届いていなければ、なかなか実現は至りません。
そのため、潜在意識に働きかけ、人生計画（シナリオ）に夢や目標を書き加え更新する作業が必要になります。その作業が「自己暗示」です。
「自己暗示」はあなたの心の奥底にある潜在意識を奮い立たせます！
自己暗示とは「潜在意識に働きかけて自己の意識していない部分を肯定的に変える作業」です。自分に「私はこうだ」と言い聞かせることで『真実』のように思い込ませ、プラスの方向に意識を持っていくことを意味します。思い込みを利用して、繰り返し「上手くいく」と言い聞かす（アファメーションをする）のです。
正しい自己暗示をかけることで不安やストレスを抱え込まずに気持ちを楽にし、大きな力を引き出す精神力も得られるようになります。
自己暗示は、努力した上で、「自信を持つためにあと一押しがほしい」というときに、パワーを発揮します。
自己暗示をかけて潜在意識を書き換えましょう！
潜在意識に働きかける、自己暗示をかける方法は色々ありますが、ここでは日常生活の中で簡単にできる方法をご紹介します。
その１：前向きな言葉を心の中で復唱し続ける
言葉には、言葉にしたり、心の中で唱えたりすることで、その言葉の方へ傾かせる不思議な力があります。手軽な方法なので誰もがおこないやすい方法です。成功しているイメージを鏡に向かって現在進行形の言葉（「私は～している」「私は～できている」）で自分に話しかけてください。
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その２：頭の中で成功することだけを考える
理想の自分をより詳細にイメージしましょう。良い方向に進むイメージを想像できることは、なりたい自分を明確にできるということでもあります。スポーツ選手の「イメージトレーニング」もこれにあたります。寝る時に布団の中で一人劇をしても良いかもしれません。
研究でも「強いイメージのポーズ」を決めておくと、自信がない時に「強いイメージのポーズ」をとることで、内観的に変化があり、自身がわいてきたり、自ら喜んでリスクをとるような行動をするということが判明しているそうです。
2015年ラグビーワールドカップで大活躍をした五郎丸歩選手の、両手の人差し指を突き出す独特なポーズは、まさに潜在意識を活用した、ピンチの時に自分の良い状態を思い起こさせる習慣（ルーティン）です。
その３：目標や夢をスマホの待受など、視界に入る場所へおいて常に可視化する
過去に成功した時の写真を待ち受け画像にする、目標を書いたものを写真に撮っておくなどして、スマホの待ち受けにします。スマホなら毎日同じ写真や文字などを自然と繰り返し見るので、具体的な目的が頭に入り、意識を向けやすくなります。
その４：自己啓発本を読んで自分を奮い立たせる
成功した人や、心理学者などの意見を取り入れると自分自信の考えに囚われずに様々な視点から見ることができるようになります。潜在意識に働きかけ、意識をプラスに変えられるものを選ぶことがポイントです。
その５：うまくいった時は自分自身を褒めてあげる
人から褒められるのを待つだけでなく、自分で自分を褒めてあげましょう。目標を達成したら自分にご褒美をあげるようにしても良いでしょう。自己を見つめ、認めることができる作業なので、自信につながりやすくなります。前向きになり、やる気がみなぎるようにもなりますよ。
その６：ヒーリング音楽を聞いたり、アロマを嗅いで心を安らげる
自己暗示に効果的な精神状態は、リラックスしていること。その状態に導くのは「香り」も絶大な効果があると言われています。リラックスをもたらす香りとしてはラベンダー、ベルガモット、ゆず、ネロリ、サンダルウッドなどがあります。自分が心地いい香りを選んでアロマディフューザーで部屋全体に香らせる、ティッシュに吹きかけて枕元に置くなどすると良いですよ。
自己暗示に行動も加えて、さらに思い込みを強化させよう
言葉だけでなく、行動も伴ってこそ自己暗示の力はパワフルになります。
「こんな自分になりたい」ということを潜在意識に効果的に伝えるには、言動だけでなく、日々の行動も「なりたい自分」がしているものにしていく必要があります。
自分の成功を心の底から確信できるように、毎日夢を意識した行動、生活をしていきましょう！
