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人生がつまらない、飽きた、やり直したい40代へ!「サードプレイス」のメリット3つをご紹介!

ライフシフト
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どうも、休職とともに50代に突入した独身女性、ひなこです。私と同年代(40代半ばから50代前半)の人たちと話をしていると盛り上がる話題のひとつに「これからどうする?」というのがあります。どうやら無我夢中で走ってきた人生をこの年代になるといったん振り返るようです。あなたはどうですか?これまでの人生に満足できていますか?つまらない、飽きた、とちょっと投げやりになっていませんか?そんなあなたに「サードプレイス」という概念を提案します!

仕事場と家以外に楽しい場所を持っていることが人生には大事です

「サードプレイス」とは家庭や職場以外の第3の場所のこと。集う人々に何ら義務や上下関係などがなく、人と色々なことを語り合い、情報を交換し合うことができる場です。1990年前後に米国のオルデンバーグという社会学者が提唱した概念だそうです。

「ファーストプレイス」・・・プライベートが保てる場所。自宅。
「セカンドプレイス」 ・・・社会における自分の拠点となる場所。学校や職場。
「サードプレイス」  ・・・家庭や仕事の人間関係とは無関係な気楽な場所。
               パブやカフェ、サロン、公民館、銭湯、駄菓子屋など。

「ファーストプレイス」、「セカンドプレイス」だけだと、普段抱えている不満やストレスを言える環境が無いですね。これでは人生つまらなくなりそうです。

「サードプレイス」があれば新たな交流が生まれ、癒しや刺激が得られます

実は、昭和の時代には「サードプレイス」が身近にありました。どんな場所かわかりますか?

それは銭湯。今ほど風呂が一般家庭に普及していなかったので近所に銭湯があるのは当たり前でした。そこで夕暮れ時のほんのひととき、一風呂浴びてくつろぎ、他人と語り合い、日頃の憂さを晴らしていたのです。

そのほか、商店街での買い物での会話、近所の人との他愛のない立ち話など、意外に「サードプレイス」は身近にあったのです。

このように見てみると、職責や社会的な役割、責任や義務感を忘れられる場所、また行きたい!あの人に会いたい!と自然に思える場所が「サードプレイス」と言っても良いでしょう。

サードプレイスがあると人との出会いや交流によって、頑張っている自分が癒され、元気づけられ、生活へのちょっとしたアイデアを得られたりします。

現代は銭湯やご近所さんとのふれあいは減ってしまいましたが、代わりになる場所は下記のようにいくらでもあります。

・屋台  ・カフェ  ・居酒屋  ・バー  ・習い事教室  ・お気に入りのショップ
・ネットカフェ  ・ファーストフード店やファミリーレストラン  ・サウナ  
・ネイルサロン  ・美容室  ・エステサロン  ・ボランティア活動  ・お祭り

どうですか?あなたにもホッとしていられる、気持ちの癒しになったり刺激を得られる場所、あるのではないでしょうか?元気を取り戻せる場所、それが「サードプレイス」なんです。

ちなみに私にとってのサードプレイスはエステサロンですね。何もかもを忘れ、愚痴を話したり、爆睡できる数時間は至極の時で、欠かすことのできない場所となっています。

サードプレイスを持つ3つのメリット!

サードプレイスを持つことで、その人の生活に大きな違い(メリット)が現れます。簡単にまとめると以下の3つになります。

新たな学びや刺激が得られる

仕事や家庭では毎日出会う人がおおよそ固定化されてしまって新鮮味が期待しにくいですね。

一方、サードプレイスはさまざまな人が集う場所なので、職業や性別、出身地などが異なる人と関わる機会が多くなります。そこで交わされる会話は普段の生活とは全く違うため、そこから新たな学びや刺激が得られます。時にそれは仕事の課題解決のヒントにもなるかもしれません。

リラックス、リフレッシュができる

サードプレイスではビジネス関係やしがらみがない、「あまり知らない仲」の人間関係が生まれます。相手がどのような人かが分からないからこそ、過剰な遠慮や謙遜は必要なく、素直に会話を楽しむことができますし、親しくなるにしたがって、共に過ごす仲間とまるで家族のように喜びを分かち合えるようになります。

社会生活のなかの肩書きや立場という縛りや緊張感から解放されることでリラックスしたり、リフレッシュできるのです。

新しい出会いがある

サードプレイスでは仕事上では決して出会うことがないだろう人々と出会うきっかけを与えてくれます。

例えばコワーキングスペースでの出会いを考えてみましょう。(コワーキングスペースも自分のペースで過ごせる、義務や上下関係とは無関係、という意味でサードプレイスになりえます)

コワーキングスペースは普段出会う人とは違う人たちが集まります。そしてその人たちと話をしている中で愚痴や悩みをあなたがポロっとこぼしたとします。

しかし、相手は普段出会わない、仕事や家庭とは無関係な人。生きる上での視点もあなたと違います。そんな相手だからこそ、あなたの愚痴や悩みについて全く違う視点から示唆を与えてくれるかもしれないし、あなたの考え方を肯定してくれるかもしれません。それを聞いたあなたは「なるほど!」と思ったり「自分はこれでいいんだ」と安心を得られかもしれませんね。さらにはそこから考えもしなかったビジネスチャンスが生まれることだってあり得ます。

「ファーストプレイス」、「セカンドプレイス」だけでは得られなかった新たな出会いがそこにはあるのです。そう思うとワクワクしますね。

ネットの掲示板やSNSもサードプレイスになり得ます

場所や属性、見た目や社交性を問わずに、誰もが気軽に会話や意見を交換できる場は街中だけに限定されません。ネットの掲示板やSNSもサードプレイスとなり得ます。

検索すれば同じ趣味を持つ人、同じ悩みを持つ人が見つかり、すぐに情報交換ができたり、気持ちを共有することができます。匿名同士だからこそ、本音を打ち明け、勇気づけ合えるのは、リアルな人づきあいが苦手な人にとっては大きなメリットですね。

近年は掲示板やSNSだけでなく、著名人を中心として「○○サロン」なども数多く開設されています。そこには自然と自分と志を同じくする人たちが集まるので、ますますサードプレイスとして居心地よい空間を手に入れられますから、「オフ会」をすればより盛り上がることもできますね。

コロナ渦の中でリアルに集まることが難しい現在、インターネット環境の中でサードプレイスを得ることは非常に意義があると思います。

是非、自分の好みや目的にあったサードプレイスを見つけてくださいね。新たなモチベーションが生まれて生活全体が楽しいものとなりますよ!

ひなこ

50代前半未婚女子。療育関係に長年勤務し2022年春退職。80代の父を介護し看取りました。現在は公認心理師 と専門学校の生物の講師を兼業。アドラー心理学と認知行動療法、女性活躍推進コンサルタントを勉強中です。ここでは様々な生き方に関するお役立ち情報と耳や目に関わることについて発信しています。

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