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超長寿化時代に向けて45歳から始めよう!75歳まで働くために大事な3つのポイント

ライフシフト
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こんにちは。もうすぐ51歳を迎えるひなこです。大学卒業以来、一日中動き回る仕事についているのですが、40代後半ぐらいから少しずつ体力の衰えを感じて、正直毎日が精いっぱい、という感じです。皆さんはいかがでしょうか?

正直定年まで今の仕事を続けられるか不安です。同僚も同じことを思うらしく、そろそろ次の仕事を考えないと、と話し合っています。年金受給までの収入は確保しておきたいですし、その後の生活費も貯めないといけませんものね。

そこで、今回は私と同じように今後の仕事の仕方について迷っておられる方に、歳をとっても安心して働けるために若いうちから取り組むべきポイント3つをご紹介します。

現在50代の男女が元気に働けるのはおよそ75歳まで

健康上の問題に制限されることなく日常生活をおくることができる期間のことを「健康寿命※1」といいますが、平成28年(2016年)の日本人の健康寿命は、男性で72.14歳、女性で74.79歳でした。つまり、元気に働ける年齢は男性なら72歳くらいまで、女性だと75歳くらいまで、ということです。その後男性はおよそ8年、女性は12年、引退生活を送ることが想像されます。

出典:内閣府平成30年版高齢社会白書(概要版

75歳までに元気に働いて、平均寿命までの生活費を貯めておくことが大事です

ある調査では、75歳まで働けば100歳までの生活資金は不足せずに済むという予想が出ています。ということは、75歳まで健康を維持して働けば残りの引退生活の生活資金は大丈夫そうですね。そのためにも若いうちから次の3つを大切に考えて過ごすことが大事です。

働く場の確保:会社には頼らず、早くから自分に合った「働く場」を探す

75歳まで働ける職場を確保することはなかなか難しいことは想像にかたくないと思います。会社自体、いつ倒産の危機に遭うかわかりませんし、体力が衰えた老人が若者と同じ仕事をして業績をあげることは難しいですからね。

幸運にも65歳まで雇用してくれる会社であったとしても、定年後(例えば60歳)の5年間は給与が大幅に下がったり、条件がわるくなったりすることも考えられ、仕事のモチベーションを維持できないケースも少なくないと聞きます。

できれば60歳前後から働ける自分に合った「働く場」をあらかじめ確保できるようにしておきたいですね。そのためには相当に長い準備期間が必要だと考えておいた方が良いようです。できれば45歳くらいから準備に入った方が良い、という専門家もいます。人脈が重要な要素となるからです。経済力と体力のある時期に、将来につながる社外の人間関係を積み上げておきましょう。そこから次の仕事につながることはままあるものです。

また、いきなり独立するということはかなりハイリスクです。定期的な収入を失うことの経済的な不安定が大きいと何事もうまく進みません。もし許されているならば、本業と並行して副業を早いうちから手掛けて育てておくとよいでしょう。また、将来独立を見据えて、それに必要な資格を取ったり勉強会に参加するなども必要になるでしょう。

転職は、縁があれば短期間で決まることもありますが、シニアの転職の場合、採る側と採られる側の条件がなかなか一致しないことも多いので、転職活動には時間が掛かるとあらかじめ考えて、相談できる相手を見つけておくことが大切です。

働くスキルのメンテナンス:自己研さんの習慣を身につけライバルに差をつけよう

働く期間が長くなると、若いころに学んだ知識が古くなったり、身につけたスキルが時代に合わなくなってくることがあります。そのため「継続的な自己研さん」が必要となるのですが、日本では現役世代が働きながら学べる環境はまだ十分ではありません。そのため、「働きながら、その中で自習する」意識をもって毎日仕事に取り組むことが自己研さんにつながるでしょう。

例えば週休2日のうち1日を主として自分のスキル・知識への時間の投資に充てて、仕事に役立つ本や論文を読む、外国語学習に取り組む程度でも、継続していけば他の人に有意な差をつけられるのではないでしょうか。

健康を確保する:やっぱり身体が資本、健康維持を意識した生活を送ろう

働く場があって、スキルを磨いていても、健康状態が悪いと働けませんよね。全体の傾向としては、長寿化と並行して、高齢者は年齢の割に元気になっていますが、健康には個人差が大きいようです。

ある調査では、中高年層では若い肉体を持つ人とそうでない人の生理的な年齢の差が大きく、例えば、45歳では12年、55歳では14年もの違いがあり、同じ65歳でも57歳から73歳までの開きがあるそうです。下の表を見てください。

45歳時点でも既にばらつきが12年もあります。年老いていくほど、そのばらつきが大きいことがわかりますね。75歳まで働くならば、できるだけ若いうちから健康に気をつけて生活し、体力を維持するように努めておく必要がありそうです。これもまた採用されるかどうかの違いに結びついてくることでしょう。身体機能の低下によって、次の一歩が出にくい、踏み止まれない、手が出ない、その結果ケガにつながるので、雇う側にとっては肉体的に不安のない人の方が安心、というのが本音です。

75歳まで働くためにもっともダイレクトに効果があるのは運動です。最初から負荷を上げずにのんびりとできるレベルを定期的に続けることを心がけてください。

ひなこ

50代前半未婚女子。療育関係に長年勤務し2022年春退職。80代の父を介護し看取りました。現在は公認心理師 と専門学校の生物の講師を兼業。アドラー心理学と認知行動療法、女性活躍推進コンサルタントを勉強中です。ここでは様々な生き方に関するお役立ち情報と耳や目に関わることについて発信しています。

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