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ヘッドホン難聴(イヤホン難聴)防止には骨導イヤホンかノイズキャンセリング機能付きイヤホンがおすすめ!予防法もご紹介!

きこえ
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こんにちは。スマホがないと生活できないひなこです。スケジュール管理やLINEはもちろんのこと、毎日動画見たり音楽を聞いたりしているので、スマホを手にしていない時間の方が短いかもしれません。あなたはどうでしょうか?

動画や音楽を聞くのは移動しているときや屋外が多くありませんか?その時はどうしてもヘッドホン(イヤホン)を使いますよね。でも使い方を誤ると後々聞こえにくさを引き起こしてしまうんです。

ヘッドホン難聴は自分が気づかないうちに進んでいます

イヤホンやヘッドホンで音楽を聴くのが身近になり、いつでもどこでも手軽に音楽を楽しめるようになった一方、長時間、大きなボリュームで使う人が増えてきています。国連もスマートフォンなどで大音量で音楽を聴くことで、世界の若者のおよそ11億人が難聴になるおそれがあると警告しました。このヘッドホン難聴のこわい点は、本人が気づかないうちに症状が進んでしまう可能性があることです。

ヘッドホン難聴は高い音から聞こえにくさが始まります

日本騒音調査ソーチョー

音の高さはヘルツという単位で示します。数字が大きいほど高い音を表します。人間は20歳で、20~20,000Hz(ヘルツ)と幅広い高さの音を聞いているといわれており、加齢に伴って徐々に聞こえる範囲がせばまります。高い音から徐々に聞こえなくなっていきます。

音楽で使われる楽器の音はおおむね30Hz~4000Hzですが、楽器音には上音成分が含まれますので、実際には可聴域いっぱい(約30Hz~10000Hzまで)に周波数成分が含まれています。(下図参照)

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一方、人間が生活の中で使う音の多くは、おおよそ200~4,000Hzの範囲にあると言われています。つまり、通常の生活の中で音を聞く時は、かなり余裕をもって生活していることになります。

しかし、この余裕が、難聴に気づきにくくさせる要因となります。イヤホンやヘッドホンによる難聴は、高音から障害されていくので、日常生活するうえでは自覚しづらいのです。体温計の「ピピピ」という音が聞こえなかったり、人の話を聞き返すことが増えたりしたら難聴の疑いありです。

ヘッドホン難聴の症状は主に聴力低下、耳鳴り、めまいです

ヘッドホン難聴(イヤホン難聴)は、じわじわと進行し、少しずつ両方の耳の聞こえが悪くなっていくため、初期には難聴を自覚しにくいことが特徴です。他の症状として、耳閉感(耳が詰まった感じ)や耳鳴り、めまいを伴うことがあります。ライブハウスやクラブ、フェスへ行ったことがある方は経験あると思いますが、ライブ後に耳鳴りがしたり音が全体的にこもって聞こえる時がありますよね?あの感じだと思ってください。重症化すると聴力の回復が難しいため、そのような耳の違和感に気づいたら早めに受診することが大切です。

治療法はとにかく耳を休ませること、薬を服用することです!

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耳から入った音は、内耳の蝸牛(かぎゅう)という器官にある「有毛細胞」という細胞で振動から電気信号に変換され、脳に伝わることで聞こえるようになります。有毛細胞は、音の大きさと聞いている時間に比例して傷つき、壊れてしまいます。有毛細胞が壊れると、音を感じ取りにくくなり、難聴を引き起こします。ヘッドホンやイヤホンは耳の中に直接音が入るため、特に傷つきやすい状態ですので注意しましょう。

治療の開始は、早ければ早いほど良いといわれています。有毛細胞が壊れる前であれば、耳の安静を図ることで回復します。そのため、初期には耳栓を使う、定期的に耳を休ませるといったことが行われます。

大音響などを聞いたあとに急に耳の聞こえが悪くなったときは、治療では、主に、ステロイド剤のほか、ビタミン剤や血流改善薬を用いることもあるようです。ただし、治療しても有毛細胞が障害をうけた状態のまま、戻らないこともあります。そのためにコミュニケーションや、生活のしづらさがあれば、医師と相談の上で、補聴器をつかうこともあるでしょう。

ヘッドホン難聴の具体的な予防法は3つ!

その1:音量を下げる

音を大きくしてしまうのは周りの雑音が気になるから。でもそれが耳を悪くしてしまう原因。外の音がわずかに聞こえる音量、またはその音量から少しだけあげた音量を目安に調整しましょう。

その2:長時間の使用を避ける、使わない日を作る

音の大小に関わらず長時間の音楽を聞くことは控えましょう。寝ながらイヤホンを使うのもダメですよ。一時間おきに15分程度は耳を休めるよう意識しましょう。できれば休肝日ならぬ休耳日を作ると良いでしょう。

その3:使用機材の遮音性を高める

周りの雑音が気になるなって音を大きくしてしまうのならば、逆転の発想で周囲の雑音を押さえられる形状のヘッドホンやイヤホンを使いましょう。具体的にはカナル型と言われる、耳穴に入れ込むタイプがおススメです。イヤホンの先のゴム部分(イヤピース)を変えると更に遮音性をあげることが出来ます。

他にも、アーティストがステージで使用している高遮音タイプのイヤホンもあります。コストはかかりますが、耳型そのものをオーダーメイドで作ると一層遮音性が高くなり、低音量で満足できますよ。

最近は骨伝導型のイヤホンもありますね。これだと頭蓋骨を通して音を届けてくれるので、音量を過度に上げなくても聴きやすいです。

骨伝導イヤホンならばこちらが色々種類があっておススメです↓↓↓↓

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ひなこ

50代前半未婚女子。療育関係に長年勤務し2022年春退職。80代の父を介護し看取りました。現在は公認心理師 と専門学校の生物の講師を兼業。アドラー心理学と認知行動療法、女性活躍推進コンサルタントを勉強中です。ここでは様々な生き方に関するお役立ち情報と耳や目に関わることについて発信しています。

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