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40代、50代の女性一人暮らしに合った賃貸物件の選び方ポイント4つと適切な間取りの選び方、さらには事前の注意点4つをご紹介!

ライフハック
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こんにちは。来年4月に引っ越しが決まっているので現在物件を探しているひなこです。これまでずっと一人暮らしなうえ、仕事で数年ごとに転勤を繰り返してきたため、物件選びは随分と詳しくなりました。

そこでこれまでの私の経験をもとに、私と同じ年代の女性のみなさんに向けて賃貸物件の選び方ポイント4つ、間取りの目安、そして一人暮らしを始める前の注意点4つをお伝えします。

女性が満足いく一人暮らしを実現できる、物件選びのポイント

物件選びで失敗しないためのコツは、自分が譲れない条件のリストアップと周辺環境の調査です。

こういったものは手間がかかり、面倒だと思われる人も多いです。しかし、これから先の快適な生活を手に入れるためにはここが一番大事です!

失敗・後悔しないために内見時に押さえておくべきポイントを以下にあげます。

自分が譲れない条件を満たしているか

あなたの希望をすべて叶える物件に出会うことはなかなかに難しいことです。そのため、物件選びの前に自分の中で譲れない条件をリストアップして、優先順位をつけておくことが大事です。

女性ならば安全面からオートロック、TV付インターホン、洗濯機置き場が室内であることは重要になるでしょう。

部屋内の収納と水回り、騒音は問題ないか

どうしても室内のきれいさにまず目が行きがちですが、生活するにはまずインフラがきちんと整っていることが大事です。暮らすために十分な収納スペースがあるか、水回りに漏れや異臭がないか、隣室や上階から騒音は響いてこないか、といったことを確認しましょう。

共有スペース、共有施設は問題ないか

廊下、エントランス、エレベーター、ゴミ捨て場といった共有スペースの使われ方にも目を向けましょう。ゴミ捨て場にゴミが散らかっていたり、廊下に個人の私物が置いてあったり、自分勝手な共有スペースの使い方が見られればルールを守らない住人がいることが推察されます。内見でしっかり見て、管理の具合や住人の様子を不動産会社に確認しましょう。住んでから後悔しないために大切なチェック部分です。

物件の周辺環境や通勤に問題はないか

駅近物件は一見便利にです。しかし路線の場所によっては、電車に乗り込むときにいつも満員だったり、急行電車が止まらずに思った以上に不便だというケースもあります。

車であれば朝の出勤時に道が混んでなかなか出られない場合もあります。右折するよりも左折して出る方が格段に出やすいので、大きい道路に左折で行ける物件を選ぶと朝のイライラは減りますよ。

自分の生活スタイルを考えて適切な間取りを選びましょう

節約して暮らしたい人は1R

早くから老後費用を貯めておきたい人におすすめなのは1R。なんといっても家賃が安いので、家賃を節約できます。また一部屋に全てのものを収めるためガランとした部屋にはなりにくいので、寂しがりの人におすすめです。

自炊をして節約したいなら1K

朝ごはん、夕ご飯はもちろん、会社に持っていくお弁当も手作りして節約したいと思う人も多いはず。そういう人には1Rよりも1Kをお勧めします。きちんとキッチンスペースが分けられているので、料理のニオイが居室に充満せずに済みますよ。

寝室と居住スペースを分けたいなら1DK

生活空間と寝室をきちんと分けたいという方には1DKがおすすめです。寝る時に食べ物の匂いがすると落ち着かない、という人は意外と多いですね。寝室スペースを確保することにより生活にメリハリをつけやすいというメリットもあります。

リビングでゆったり過ごしたいならば1LDK

仕事から帰宅してのんびりリラックスして夜を過ごしたい、ストレッチする場所を確保しておきたい、と思う人にはリビングルームは必須でしょう。部屋ごとに目的をしっかり区別できるメリットがあります。

在宅ワークをする人、趣味の部屋が欲しい人は2DK

在宅で仕事をしていて書斎スペースが必要という方、部屋がまるまる一つ必要な趣味をお持ちの方にお勧めしたいのは2DKです。在宅ワーカーの方ならば仕事部屋を独立させることで気持ちのメリハリができます。また、手芸のように細かな道具をたくさん使う趣味の方には専門の部屋を持つことで毎回片付ける必要がなく、広げっぱなしでいいのは思ったよりも手間がかからずストレスなく日常を過ごせそうです。

広い空間を得たい、友達を招待したい場合は2LDK

独身ではあるけれど週末には子供や交際相手が泊まりに来る、といったことが想定される人、ひんぱんに友達がやってくる、という人には広めの2LDKをお勧めします。人が一人増えると普段感じなかった手狭感が感じられたりもするものです。しかし普段は広さを持て余してしまう人もいると思うので、よく考えて決めましょう。

女性が一人暮らしを安心して始めるための注意点は4つ!

女性が安心して一人で暮らすためには注意しておくべき点が4つあります。注意点を意識して楽しい一人暮らしライフを送ってくださいね!

初期費用をあらかじめ計算して確認しておく

賃貸物件を借りる際、家賃以外に初期費用(賃貸契約に必要な費用)が発生します。契約の内容によって変わりますが、おおよそ想定家賃の5ヶ月分程度の費用がかかると思ってください。なお、初期費用とは以下のようなものを指します。

敷 金   
 ・・・借りる際に保証金として預けておく費用のこと。退去時に借主の義務となる「原状復帰」を行う際のクリーニング代などに使う。一人暮らしの場合1ヶ月〜2ヶ月程度の場合が多い。
礼 金
 ・・・大家さんに「謝礼」として払うもの。預け金である敷金とは違い、謝礼なので戻ってこない。こちらも一人暮らしの場合1ヵ月~2ヵ月程度。
前家賃    
 ・・・入居前に支払う入居月・翌月の家賃。入居後の1ヶ月分を前納するのが一般的。月の最初から入居するのではなく、月の中途半端な日程、例えば11日、15日など、から入居した場合は日割り家賃を支払う。
仲介手数料  
 ・・・物件を借りたのが貸主(かしぬし。大家さん)ではない場合、仲介手数料という紹介料を支払うのが一般的です。基本は家賃の1ヶ月分。
火災保険料
 ・・・入居後に火災の被害に遭った場合の家具家電や建物自体を守る火災保険。入居時に支払うのが一般的。
鍵交換費用  ・・・だいたい1万円~程度、ディンプルキーなどの防犯性能が高い鍵で5万円程度。
保証会社利用料・・・連帯保証人や保証人での契約ができない場合、保証会社を利用する費用。やむ追えない事情がある場合や、該当の物件が保証会社に入ることを必須としている場合は必要になります。

このほかに、引っ越し費用(時期によって大幅に変わる)や生活に必要な家電品や家具購入等にもお金がかかります。

初期費用を抑えたい場合は、敷金礼金なしの物件を選ぶと良いでしょう。なお、家賃は「家賃は収入の1/4~1/5」で考えると負担感が少なくて済みます。

生活費用をあらかじめ貯金しておく

一人暮らしをするにはどれくらいひと月でかかるのか計算し、あらかじめ費用を1,2か月分は貯金しておきましょう。一人暮らし早々にトラブルが起きても慌てずに済みますよ。

生活費用=家賃+食費+水道光熱費+通信費+交際費+趣味にかける費用+その他(日用品代、美容費、服飾代等)

契約に必要な審査・保証人の準備をしておく

賃貸物件を契約するには、必要な審査や保証人の準備が必要です。賃貸物件を借りるための審査は、収入や過去にローンの返済に関して何か問題があったかどうかなどを参考にして行われます。

40代、50代の一人暮らしの人が物件を借りようと思うと保証人は必須です。兄弟や両親、友人などにあらかじめ保証人を引き受けてもらえるか打診しましょう。物件によっては保証人の収入の有無を重視する場合もあります。頼れる人がいない場合は保証会社を利用しましょう。

数年後、十年後も見据えた物件を選ぶ

賃貸物件を借りると前述のように初期費用や生活費用が多くかかりますので、部屋を借りる=大きな買い物をしている、と考えましょう。そのため数年ごとに何度も引越しをすることはあまりおすすめしません。

そのために引越し先を考える際は、物件自体の安全性(バリアフリーやセキュリティがしっかりしているか、建付けや防音は問題ないか)と物件のある地域の安全性(昼間と夜間のようす、騒音、治安等)を確認してから物件を探すことをおすすめします。

女性の方は男性よりもファッションや趣味にお金をかける人が多く、物が多くなりがちです。そのため最低でも25㎡~30㎡程度で探す方が良いでしょう。趣味のスペースが欲しい人は35㎡以上で探すと手狭感がなくなります。

快適な一人暮らしを実現するポイントは自分のライフスタイルを見つめ直すこと

部屋の間取りや家賃は、ライフスタイルによって異なります。また年代によっても変わります。40代ならば毎日フルタイムで働き、プライベート充実のためにお金を使うことが前提で考えられますが、50代になると更年期を迎え健康にかかわる出費が増えます。また、老後の貯蓄も考え節約志向になりやすいです。どこにいくらお金をかけるのか、自分の希望と実際の経費を天秤にかけて考えてくださいね。

「ミニマリスト」を目指している人ならば、必要最低限の家具家電しか持たず、服飾品も最小限しかありませんので、基準よりも狭い15㎡でも問題はないでしょう。

部屋を借りると二年更新が一般的です。自分の現在の貯蓄額や将来のライフスタイル(仕事、家庭、やりたいことなど)をもとに、間取りや立地などを検討し、無理なく、でも快適な一人暮らしを実現させてくださいね!

ひなこ

50代前半未婚女子。療育関係に長年勤務し2022年春退職。80代の父を介護し看取りました。現在は公認心理師 と専門学校の生物の講師を兼業。アドラー心理学と認知行動療法、女性活躍推進コンサルタントを勉強中です。ここでは様々な生き方に関するお役立ち情報と耳や目に関わることについて発信しています。

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