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2020年10月~/コロナウイルス感染に備えて『かかりつけ医』を持とう!「受診・相談センター」と「診療・検査医療機関」についても解説します

ライフハック
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年齢がいくとともに病院にお世話になることの多いひなこです。若いころから自律神経失調症があり、さらに婦人病や更年期障害なども加わったので、いやがうえにも月に数度は病院のお世話になっています。

2020年は新型コロナウイルスの流行で医療が身近な一年となりました。これから寒くなるにしたがって、インフルエンザの流行も心配ですね。政府もコロナウイルスとインフルエンザの同時流行を予測して新たな受診体制を構築中です。そこでその新たな体制について簡単に解説します。

自分のことを長年任せられる『かかりつけ医』をもとう!

厚生労働省は、2020年10月からは国民それぞれが「かかりつけ医」を持ち、発熱など体調不良が起きたら「かかりつけ医」に最初に受診することを求めています。理由は、感染拡大の防止と、医療崩壊阻止のためです。

そもそも『かかりつけ医』ってなんでしょう?

日本医師会では「かかりつけ医」を以下のように定めています。

「健康に関することを何でも相談でき、必要な時は専門の医療機関を紹介してくれる身近にいて頼りになる医師のこと」

簡単に言うならば、病気になった時、真っ先にかかる近所のお医者さんのこと。定期的な健康診断やインフルエンザなどの予防注射、高血圧症や糖尿病といった慢性的な病気の診察、およびその結果の指導や相談にも応じてくれます。

また、かかりつけ医は診察して入院や高度な設備での検査が必要になったと判断した場合、適切な医療機関を紹介してくれます。

65歳以上で介護保険が必要になったら行政に申請をしますが、その際もかかりつけ医に主治医意見書を書いてもらって役所に提出するという手続きが必要です。

以上から分かるように、今後は信頼できる「かかりつけ医」を決めておくことが必要事項になります。

診療は「かかりつけ医」と「診療・検査医療機関」の二段階体制です

上の図は厚生労働省から出された診療の大まかな流れです。発熱した患者さんは、まず最初にかかりつけ医に連絡をとります。感染拡大防止のため、いきなり病院には行かず、電話で予約をとりましょう。

予約が取れたらかかりつけ医のところで診療を受けます。かかりつけ医のところで新型コロナウイルスの検査ができるならば、そこで検査を受けます。かかりつけ医のところで検査ができない、または高度な検査や診療が必要となった場合は「診療・検査医療機関」の紹介がされます。

「診療・検査医療機関」とは、新型コロナとインフル両方の診療や、PCR検査より短時間で診断できる抗原簡易検査などが可能な医療機関を指します。

注意:「診療・検査医療機関」は混乱を避けるため、一般に公表されない場合もあり得ます。(各自治体で判断します)

受診するべきか迷ったら「受診・相談センター」に相談ができます

相談する医療機関に迷う場合には、「受診・相談センター」に相談しましょう。「受診・相談センター」はこれまで新型コロナウイルス感染症の相談窓口であった「帰国者・接触者相談センター」と同じです。お住いの「帰国者・接触者相談センター」を調べると連絡先や受付時間がわかると思います。

各都道府県が公表している、帰国者・接触者相談センター一覧はこちらをクリック。

電話・オンライン診療によって発熱患者等を診療する体制も整備される予定です

厚生労働省では、発熱患者等を診察できる体制を更に整備していくため、各自治体に対して電話・オンライン診療によって発熱患者等を診療する体制も検討するよう求めています。

医療崩壊を起こさないために、一人一人が予防対策をとることが肝心です

出典:厚生労働省 感染症対策_A4横

寒い時期になると新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行が起こるのではないかと懸念されています。高齢者に対してはインフルエンザの予防接種が優先的に行われていますので、できるだけ早めに接種されることをお勧めします。

同時に「新しい生活様式」をはじめとする①密閉、密集、密接の3つの「密」の回避、②手洗い、咳エチケット等の実施、③定期的な清掃、十分な換気の実施等も行いましょう。

一人一人の予防対策を徹底して感染拡大を食い止めましょう!

ひなこ

50代前半未婚女子。療育関係に長年勤務し2022年春退職。80代の父を介護し看取りました。現在は公認心理師 と専門学校の生物の講師を兼業。アドラー心理学と認知行動療法、女性活躍推進コンサルタントを勉強中です。ここでは様々な生き方に関するお役立ち情報と耳や目に関わることについて発信しています。

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